釉薬のよくある質問
Q メーカーの異なる同じ名前の釉薬を混ぜて使用してもいいでしょうか?
回答
同じ名前の釉薬でもメーカーが違うと性質が異なるので、混ぜて使用するのは避けてください。
釉薬の融点が異なったり、釉薬の使用原料が違うことが多いので、思ったように成果が得られないことが多いです。
Q 釉薬をかける時に、なぜ濃度を確認する必要があるのですか?
回答
釉薬は絵具やペンキとは異なり、1mmの厚さと2mmの厚さでは同じ釉薬でも発色が全く異なることがよくあります。
ですので、粘土にかける際にボーメー比重計で濃度を確認する必要があるのです。
Q 釉薬の濃い・薄いとは、どういうことですか?
回答
釉薬に水を加えてかき混ぜると濃度は薄くなります。
逆に釉薬を濃くしたい時には、釉薬を1日から2日放置しますと上部に水分が分離しますので、浮いた水分を捨ててかき混ぜると、濃度が濃くなります。
Q 釉薬の沈殿(固くなる)を解消するには、どうしたらいいですか?
回答
先ず固まっている釉薬をほぐしてください。それから沈殿防止剤(にがり)を釉薬の量の1000分の1程度を目安に入れてかき混ぜてください。